長く続く会社には、長く続いた理由がきっとあります。
いつか世代は変わり、創業者のことを直接知らない若い社員も必ず現れます。
三代目、四代目の経営者ともなれば、現社長がそうであるかもしれません。
長く続いてきた会社は、それだけ多くの人々に愛されてきたことの証明です。
お客様のため、社員や家族のために、どんな思いを持ち、何を決断してここまできたのか。
未来の後継者、社員や子供たちに、会社の歴史や創業者の思いを伝えること。
それはこの先も会社が愛され続ける、究極のレシピを後世に残すことであり、
時代を超えたコミュニケーションだと、私たちは考えています。
1
なぜ創業したのか、どんな危機がありどう乗り越えてきたのか。
その時々の決断の基準を知ることは、今これからの経営と、将来進むべき道筋の一つの指標となる。
2
会社の成長を支えてきた戦略と技術の変遷、成功と失敗の歴史を克明に残すことは、 そこから得られた哲学をも残すことである。
未来のために文化と哲学を残すことである。
3
経営していれば、いつでも思う。今この経験を残しておかなければと。
決断を迫られた時に、何十年を超える過去から俯瞰した歴史と、数年から数十年の短期の記録が自分を支えてくれる。
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会社の「文化」と「暗黙知」を残す