創業史・創業一族史

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創業史・創業一族史は社史とは違う?

創業一族・承継者の歴史を血縁から掘り下げます。

個人さまのファミリーヒストリー・家系図制作、歴史調査を数多く手掛けてきました。
徐々に会社代表、社長さまからの依頼が増えていきました。「家族・一族史の歴史」はそのまま「会社の歴史」に直結していました。

国内外の文献資料は常に新しい情報に更新され、デジタル化による調査でより取り組みやすくなっています。
100年、200年経ち、我が社にはもう資料がないとおっしゃる方も多いです。しかし、実は資料はまだ眠っています。昨今の技術革新により、古い史料が発見されることもありますし、歴史背景も解釈も変化していきます。
改めて調査することで創業年が変わる、事業が大幅に変わった理由が今になってわかることもあります。
そして当時のことが見えるようになった例がいくつもあります。

カンパニーヒストリーレコード:創業一族史

創業史には、創業一族史や創業100年史があります。200年、300年かもしれません。100年の部分が各会社によっては、10年、30年、50年とキリの良い周年で区切ることができます。
カンパニーヒストリーレコードが手掛ける創業史は、創業一族が継承していかなければならないもの、それは誰でもが読める、創業何十周年で作られるきれいにまとまった社史ではない、どのような環境変化の中で、個性ある経営者がどう悩みどう判断してきたのか、様々な泥臭い事実があったはずで、それこそが次代を担う経営者に必要な情報なのだと気づきます。
経営者本人の人格形成に影響を与えてきた出来事も伝えられるべきでしょう。
その出来事を伝えるために、家訓では短くて説明しきれない、日記では多すぎて読む時間がない、社史では表面的に過ぎる、そんな様々な課題を解決するものが、カンパニーヒストリーレコードがご提供できる創業一族史です。

「つなぐ創業一族史」目次例

第一章
1.会社の歴史
第二章
2.世界に誇れる技術
第三章
3.創業者の足跡
4.戦争体験
5.戦後、高度成長
第四章
6.現社長の足跡
7.業界の激変への対応
8.伝えたいこと
第五章
9.会社概要
10.従業員と資金
11.取引先名簿
12.年表細目 全製品履歴
13.裁判記録
第六章
14.○○家のルーツ
15.○○家系図
第七章
16.家族からのメッセージ
目次例

収録される内容

会社の歴史は経営者の人格・人間力・個性を語らずしては作られません。
表面的な事実だけでなく、創業一族だけが知りうる大切な記憶を、
俯瞰した目で丁寧に丁寧に記録していきます。

創業一族史 イメージ

創業史・創業一族史に収録される主な内容を具体的にご案内いたします。
記載内容は一例です。お客様毎に収録内容はそれぞれ異なります。

収録される内容例 1. 創業に至る物語
2. 創業時の足跡
3. 二代、三代目以降の足跡
4. 戦前・戦中のこと(従軍の足跡も
5. 危機と成長と安定
6. そして現在
7. 創業一族のルーツ
8. 婚姻関係のルーツ
9. 影響を受け、お世話になった方のこと
10. 売上推移、取引先との関係など

「創業史・創業一族史」の7つのポイント

「創業史・創業一族史」だからできる一族史を軸とした創業史の作成します。

7つのポイント 1. 創業一族の足跡を知ることができる
2. 創業のきっかけがわかる
3. 影響を与えた恩人・取引先を記録に残せる
4. 会社の核や軸となるものが見えてくる
5. 判断の基盤となる思いが分かる
6. 財務諸表の数字には表れない大切な会社の価値が見える
7. 後継者の人物像が明確になる
8. 暗黙知を次世代に継承することができる
9. 周年記念として後世に残せる

価格

価格はお客様毎に異なりますが、創業史・創業一族史については記載の価格より構成させていただきます。
※表示価格は目安です。お客様のご要望や提供資料・未整理の資料の量、取材先関係者数・関係する家の多少によって料金が決定いたします。

創業史・創業一族史

300万円~(税込価格:330万円~)

追加調査 調査の内容により異なります。
  • 小為替代実費はお客様によって異なりますが、1姓につき平均5,000円程度です。
  • 戸籍謄本を全て取り寄せ済みの場合は、1姓につき3,000差し引きます。

事例

  • ある時、都内の会社さまから事業承継の一環で「当社のファミリーヒストリーをまとめてくれないか」というご依頼がありました。創業者のことも創業の思いも、現社長とも改まって昔の話を聞いたことがないという、40代部長さまからのお話でした。
  • 現社長から、思い出せる限りの創業者の思い出、入社後の会社の変遷、技術革新、業界の変化、そして創業者と自身の生いたちから、支えてくれた親戚・知人友人のことを、休業日の土曜日や平日夜、何回かに分けてお聞きしました。
  • 足りない部分は、創業後に入社して長く技術を継承してきた職人さんに質問を投げかけたり、創業者の実の娘さんにお話を聞いたり、業界誌を調査し、創業者の足跡を追いました。
  • そうしているうちに、一般的な「社史」とは違うものを制作していると気づきました。
  • 有形な株式や施設・設備の承継だけではなく、心や経験といった無形の承継が何よりも大事なことだと感じています。
  • 創業一族史がベースとなって、その一部を社史・記念誌にすることは容易にできます。創業一族史の読者は一族とごくごく大切な方々だけであり、社史は全従業員、取引先、一般の方々です。残せる内容、伝える内容には大きな違いがあることを知るでしょう。
  • 創業前史が大切…。実は謎が多いのです。ルーツ調査によって、創業者の声が聞こえてくるはずです。